江戸切子と薩摩切子  
バーナーの炎によってガラスを熔融し、成形する手法を総称

バーナーワーク



バーナーワークはガラスの成形技法の一種で、バーナーの炎によってガラスを熔融し、成形する手法です。 別名、ランプワーク、フレームワークとも言います。切子とは異なりカッティングは行いませんが、吹きガラスのように膨らませることはあります。

ガラスは紀元前4000年ごろからありますが、その最っとも始めの段階において既にバーナーワークの手法は用いられ、装飾品などの制作が行われていたと考えられています。
バーナーワークでは、棒ガラスや管ガラスを使うことが多く、とんぼ玉やガラスの人形等がよく知られていますが、グラスなどの器やアクセサリー全般まで制作は可能です。
また、理化学器具等の制作でよく使われる技法です。
ノーベル賞を受賞した小柴教授のスーパーカミオカンデで使われている、装置の入ったガラス球(約1.5m)もバーナーワーク(酸素バーナー)で作られています。

使用するガラスや目的とする形にあわせて二通りのバーナーがあり、軟質ガラスを融かすためのエアーバーナーと硬質ガラスを融かすための酸素バーナーとがあります。

エアーバーナー :  とんぼ玉、細工物・スカルプチャー、など
酸素バーナー  : アクセサリー、器、理化学器具、など

(ウィキペディア参照による)

 

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