江戸切子と薩摩切子  
冷えたガラスを組み合わせ、電気炉に入れ加熱し、変形・融着させる手法

キルンワーク



キルンワーク (Kilnworking) はガラス工芸で使われる加工技術の一つです。
吹きガラスのように熱したガラスを取り扱う必要もありませんし、切子のように出来た製品をカッティングする工程もありません。
冷えたガラスを組み合わせ、電気炉に入れ加熱し、変形・融着させる手法です。次のようなものがあります。

・パート・ド・ヴェール - 粉状のガラスを耐火石膏で作った型に詰め、加熱する技法。

・スランピング - 耐火石膏で型を作り、その上に板ガラスをのせて電気炉内で加熱し、変形させる技法。型の凹部にガラスが溜まります。

・フュージング - 板ガラスやガラスフリットを専用の糊を使用して貼付け、電気炉内で加熱することによりガラス同士を熔着させる技法。

・絵付け - ガラスの表面を顔料(エマイユ(エナメル)やグリザイユ、ジョンダルジョン(シルバーステイン)など)によって彩色し、電気炉内で加熱して顔料を焼き付ける技法。 エナメルというのは、顔料を入れた釉薬のことで、色づけとともに光沢を出します。

(ウィキペディア参照による)

 

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